シンギング・リン

先週末、満月(しかも皆既月蝕の日)に素敵な経験をしました。

シンギング・リンという楽器をご存知ですか？

黒いボウル(鉢)のような金属の楽器で、大きさは2種類あります。

空気が透き通っていくような、染み渡る音色を奏でます。

そんなリンの音を聴きながら、太陽と地球と月が一直線に重なる瞬間の前後一時間、瞑想する会に参加してきました。

最初の数十分は、なんだか色々な感情(虚しさや不条理や、寂しさなど、どちらかというとマイナスの感情)が上がってきて、涙がツラツラと溢れてきました。(浄化が必要だったのかな？)

でもその後、果てしなく広い広い宇宙のイメージが湧き上がりその中に太陽系の星たちが並んでいて、システマチックに動いて、美しい軌道を描いているイメージが浮かんできました。

そして、見える美しい地球。

多分それはいまここにいる私達が迎える、太陽と地球と月が一直線に並ぶ瞬間に向って、星たちが規則正しく、なんの間違いもなく、宇宙の法則、真理に従って動いていることを早送りで見せてくれたのだろうと思います。

それを見ていたら、なぜか、「大丈夫」って思えました。

私達の周りでは色々な、ほんとにこまごました色々な事が起こるけど、すべては、この壮大な宇宙のなかの、花びらがひとひら舞うようなこと。わたしには、風をふかせるタイミングだって、方向だって、強さだってなにひとつコントロールはできないけど、いまここで、一生懸命咲くことはできる。

それを見て誰かが良いね(*^^*)って思ってくれるかもしれないし、何も思わないかもしれない。でも、自分の役目を果たして、ある日風が吹いたら、美しく散ればいいのよ。みんな同じ。

刻々と、一瞬も同じところにとどまってはいない。宇宙のなかでの地球の位置だって。

だからこそ、この一瞬同じ時を分かち合えた人との繋がりを大切にしたい。

宇宙の時間のなかでは、私の生きる肉体の時間は一瞬と同じだけど、それなのに、いま一緒に生きてるって素敵だよね。同じ地球号のうえで。

私が、泣こうがわめこうがもがこうが、宇宙は存在して、星たちは規則正しく動いている。

そう決まっている。だからそのまま受け入れる。自然の摂理。

星たちは互いにエネルギーを出し影響しあって、動いてる。その自然の巡り合わせをむしろ楽しんじゃおう。

だから、大丈夫。間違いなし。

自然のままに、ナチュラルに生きていれば

宇宙が力を貸してくれるよ。

もがいたってしょうかないから、とにかく笑顔の花を咲かせていよう。特別なことはできないけど。

そんなところにたどり着いた瞑想会

そうやって天にお任せした瞬間、また素晴らしい出会い(再会⁉︎)が舞い込んできました。

その話は、またこれから面白い展開になりそうなので、またいつか。