東北春便り

満開の枝垂れ桜に会えました。

東京はすでに初夏ですが、今月2度目の岩手で、もう一度春の風景をみることができました。

震災後にオランダから贈られたチューリップの球根が、それぞれの家庭に配られたそうです。どこの家の庭にも、畑の周りや道路沿いにも、沢山のチューリップが咲き誇っていました。

今年は気温の上昇が早いのか、例年5月に咲くシャクナゲがもう開き始めました。

ご近所の畑をやっているおくさんから摘みたての菜花をいただきました。

家の周りのお母さんたちが、とても親切に声をかけて下さったり、おかずを届けて下さったりするのでとても助かっています。田舎ならではの人の繋がりに感謝です。

震災と津波の復興にはまだまだ時間がかかりそうだし、仮設住宅にお住まいのかたもまだまだたくさんいらっしゃいますが、春のエネルギーが溢れた東北は、頑張る皆さんの背中をそっと押してくれているような感じでした。

義母の具合もだいぶよくなりましたので、26日に東京に戻りました。

このまま、母も元気を取り戻して欲しいと願っています。