梅雨時期を心地よく過ごすために
2016年 06月 06日

エンボディのレッスンの時に、メンバーの方からお庭に咲いた紫陽花を頂きました。ブルーの濃淡が本当に綺麗。昨日から梅雨入してだんだんと湿度の高い日が続くと思われますが、なるべく心地良く、この時期ならではの紫陽花や雨も愛でながら過ごしたいものです。
今日などは雲が多いながらも、薄日が差して、多摩川からのウォーキングしながらの帰宅時には、汗ばむ感じでした。今の時期から積極的に汗腺を開いておくと夏の暑い時期にも比較的暑さを感じにくく涼しく過ごせるので、汗を出せる→からだに熱がこもらず涼しく感じる、そんな身体にしておくのは、とてもいい夏への備えなのですが、一つ気をつけたい事があります。
この湿度の高い時期の汗はベターっとまとわりつくような汗なので、今日の様に帰宅して、真っ先にお風呂に入りサッパリ洗い流せればいいのですが、外出先で汗をかいて、エアコンの効いた建物に入り、急に首を冷やしてしまったりすると、汗の内攻という事が起こるのです。
内攻とは、自分の出そうとした汗が発散されずに自分の中を冷やして攻撃すること。
自分の体内への攻撃を侮るなかれです。この時期の不調の多くは汗の内攻が関係しているかもしれません。
真夏のようにまた直ぐ汗をかいて汗腺が開かれればまだ良いのですが、案外冷えることが多く、からだも慣れていないこの時期こそ、汗をかいたらこまめに首の後ろだけでも拭き取るとか、エアコンの冷風に直接当たらないように、首回りにスカーフを巻くなどの対策が必要になります。
それでもうっかり冷やしてしまい汗の内攻が起きると、ダルさやむくみ頭痛など、それだけでなく呼吸器や、消化器、泌尿器などにも影響が出てきてしまう事があります。こうなってしまうと、風邪をひいて熱を出したりしない限り、なかなかすっきりと症状が抜けるのは大変そうです。
その時背骨に触れてみると、胸椎の5番から3番あたりが硬直していたりします。
ここに手をあててもらい硬直を緩めたり、または盆の窪のところ(頚上)を蒸しタオルで、10分ほど温めるのも楽になります。
【頚上の蒸しタオル】
後頭部の真ん中を下に降りていくと、ポコッと骨が出っぱったところがあります。そのすぐ下にある、頚との境目の狭いくぼみが頚上です。そこに、蒸しタオルを当てて、8分から10分ほど温めます。タオルは小さくたたんで、頚上付近にだけ当たるようにします。
後頭部の真ん中を下に降りていくと、ポコッと骨が出っぱったところがあります。そのすぐ下にある、頚との境目の狭いくぼみが頚上です。そこに、蒸しタオルを当てて、8分から10分ほど温めます。タオルは小さくたたんで、頚上付近にだけ当たるようにします。
汗の内攻を早めに回復させるには、適度に身体を動かし、もう一度汗を外に出してやるのが一番よいようです。エンボディでもこの季節、少し汗をかくような発散系の動きもレッスンに取り入れていきます。(^o^)/
by mekealoha195
| 2016-06-06 15:08
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