春のからだと過ごし方[季節のメンテナンス]
2017年 02月 14日
東京は連日、晴れて乾燥した日が続いています。
みなさまお変わりありませんか?
![春のからだと過ごし方[季節のメンテナンス]_b0342170_10235466.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201702/14/70/b0342170_10235466.jpg)
季節が巡るたびに繰り返しにもなるとは思いますが、復習だと思って読んで下さいね。
【春のからだ】
この時期、今までなるべく陽の気(エネルギー)を内側に蓄えておこうとしていたからだは春に向けて緩み始めます。頭蓋骨や骨盤を緩め、エネルギーを内側から外に解放する状態に切り替えようとしますが、交感神経系が優位になり過ぎの方など、緩みにくい場合には花粉症の症状が強く出たり、肝への負担が強いとイライラしたり怒りっぽくなったりします。身体はクシャミをする事で緩めようとして、花粉を利用してアレルギー反応を起こしているので、身体を緩めてあげると症状が楽になる事があります。目がかゆい、充血する、吹き出物なども、冬に溜め込んだものを出す浄化の働きで、春に盛んに起こります。首肩の痛みや、寝違いも起こりやすく「春」は「張る」季節、筋肉やスジが張る季節とも言われます。
エンボディでは、身体のこわばりをゆったりとした動きで緩め、伸び伸びと木々が芽吹き新芽を伸ばしていくように、身体を解放して深い呼吸に導き、副交感神経優位な状態にもっていき、腎経、肝経の流れを促して春のデトックスと心地よいリラックスを体感出来るようにレッスンを進めていきます。
【春のからだにお勧めの食材】
春になると、活動量が増え新陳代謝も活発になるので、気の巡りを管理する「肝」への負担が高まります。
先ほども書いた通り、肝の負担はイライラが強くなったり、目に症状が現れたりするので、この時期は肝の働きを助ける食材や解毒作用のある食材を取り入れると良いと思います。
*肝に不足している血・津液を補うもの
黒ごま、クコの実、牛乳、牡蠣、ハマグリ、ホタテ貝、アワビ、スッポン、イカ
*肝の働きを助け、解毒するもの
菜の花、空芯菜などの旬の青菜
タケノコ(消化しにくいので、毒出し作用あり)
*上半身の熱を冷ますもの
セロリ、パセリ、春菊、菊花、苦味の山菜類、ハーブ類
*発汗作用があり、邪気を発散するもの
生姜、ねぎ、豆豉、シソ、パクチー(コリアンダー)
(にんにく、にら、生姜、ねぎの食べ過ぎは、発散させる為に開いた体表からあらたな邪気の侵入を許してしまう事があるので、食べ過ぎには注意!)
*その他食べ過ぎに注意するもの
羊肉やえび、トウガラシや激辛の食材など、極端に体を温めるもの
酒、コーヒー、チョコレートなどの刺激物
冬瓜やきゅうり、暑い国の果物など、極端に体を冷やすもの
パン類麺類甘いもの、添加物の多いものはなるべく過食しないように(これはこの時期に限らず…ですけど、私も気をつけます。
)

食材に関しては、あまり神経質になると楽しくないので、体を整えていれば、自然にからだが要求してきたものを食べたいだけ食べれば大丈夫です。
なるべく旬の素材を食べるのが一番新鮮で美味しいですから。
そういえば、昨日はセロリとイカの炒め物や菜の花の酢みそ和えなどを美味しく食べていました。
私はそのくらいゆる〜い感じで日々のメニューに取り入れています。
おかげさまで、花粉症の症状も出ていません。
とにかく身体は本来うま〜く働くようにできていて、快適に働くように、少しケアをしたり、食べるものを選んだりするだけで、より心地よく動いてくれます。なるべく生まれたときに持たせて頂いた機能を最大限活かせるように、そして、からだとお別れするその日まで、めいっぱい生ききることができるように、感謝して大切にしていきたいですね。💕
by mekealoha195
| 2017-02-14 09:10
| EMBODY
|
Comments(0)