人気ブログランキング | 話題のタグを見る

痛みの意味

昨日は一瞬急激に痛みが楽になったので、この調子で毎日グングン楽になるのかなぁと思ったら、そうは上手くいかないもので、今朝は少し後退ぎみ。痛みがぶり返し気味です。
天候や気圧のせいだったり、昨日調子に乗って動かし過ぎたのかもしれないし、理由は色々とあるのでしょうが、こういうタイプの怪我の治りかたは、一進一退を繰り返しながら、徐々に回復していくものなのかもしれませんね。焦らずじっくり治します。


今日は、この怪我や痛みを体からのメッセージと捉えて、その意味を少し考えてみたいと思います。


右肩や右腕は、私にとっては利き手ですし、間違いなく生活上最も良く使う身体のパーツの一つです。
「○○の右腕」と言えば、一番頼りになる人を象徴する表現でもあるくらいですから。

その右腕に痛みが出て、ストップがかかることによって、今までの働き方や日常の過ごし方を一旦見直して、再スタートする準備期間が与えられたような気がしています。

そしてこれは私自身の為だけではなく、例えば夫だったり子供だったりが、身近な人をいたわる練習でもあると思うのです。家族に不自由な人がいれば、自然に手をかしたり、買い物で荷物を持つ、食器を運ぶ、洗濯物を干したり取り込んだり…
いつもなら、頼んでも面倒くさいなって顔をされるくらいなら、自分でやってしまっていた事でも、今は出来ないのでお願いしていたら、気がつくと自然に動いてくれるようになってきました。(しめしめ、もう少しの間痛くて動かせな〜いって言っておこうかな。)


ゆっくり丁寧に時間をかけてする事にイライラしない練習にもなります。
効率良くさっさと手早く…が推奨される世の中ですが、不自由な方や、子ども連れの方、お年寄りは、やっぱりゆっくりとした時間のなかで、ご自分のペースを生きていらっしゃるので、そんな方々が安心して過ごせるように、周りの人間が気を配れる心の余裕を持ちたいものだなと感じます。

怪我もそうですが、更年期といわれる時期に、痛みがでたり、いままで家族の為や仕事などフルパワーで頑張っていたのに急に無理が効かない身体になって、落ち込んでしまう方が多くいらっしゃいますが、丁度この時期に、子どもも自立したり、夫との関係を見直したり、歳をとった両親の身になってみたり、今までの価値観から、新しいものの見方にシフトする機会が訪れたと考えると、ほんとうに人生ってうまくできていると思いませんか?
学びのチャンスがちゃんと用意されているのですね。

そして、もう一歩深めて、体からのメッセージを読み解こうとすると、腕肩の痛みは、肩甲骨の動きの硬さ(緩んでいない)から来ています。つまり、肩甲骨が自由に動いている状態なら、例え腱板が一部弱っていても、痛みなく動くようになるらしいです。
肩甲骨…つまり、鳥の翼にあたるところが凝り固まった状態にあるので、心理的には、翼を広げてのびのびと自分のやってみたいことをやってみたりとか、いままで家族のためにとかお母さんだからとか、様々な理由を付けて自分を縛っていたものから解放されて羽ばたいてみることが、身体の改善に繋がると言う見方もできるみたいです。我慢していたつもりはそれ程ないのですけど、深層心理が肩の痛みとなって表面化されたのかなぁ??
自分で自分をカウンセリングするのも、勝手な思い込みみたいなものですが、一応そんな見立てもできるので、まあ、この療養期間中に次の活動の計画でも練って見ようと思います。羽ばたけるように。
とにかく前向きだけが取り柄ですから。(笑)

痛みの意味_b0342170_11210876.jpeg







by mekealoha195 | 2019-06-12 10:08 | Comments(0)

Eat、Mind、Bodyを大切に考え、自分自身でメンテナンスするボディワーク"EMBODY"をお伝えする活動をしています。


by mekealoha195