秋のからだと過ごし方&おすすめ食材
2020年 09月 18日
今週に入ってグッと過ごしやすくなりました。
風が秋ですね。
写真は今朝5時過ぎの朝焼け空です。
短い時間でしたが雲があかく染まりとても綺麗でした。
さて、秋を迎えた私たちのからだは夏の開放的な発散の状態から一転、冬に向けエネルギーを蓄えようとする働きに転じますが、暑い日があったり気温差が激しいと、調整機能が疲れてしまい、体調を崩しやすい時期でもあります。
そのような不調は、呼吸器系消化器系に現れやすく、秋は肺大腸系のケアが重要な季節と言えます。身体を冷やさないように、温かいものを食べるように心がけ、靴下を履いたりストールを首に巻いたり、暑い日であっても、朝夕の冷える時間には対策をしておくと、上手に次の季節に順応する事ができます。
また、メンタル的には、誰もが鬱を感じやすい時期なので、少し感傷的な気分になっても、心配しすぎないで、なるべくお日様の光を浴びてセロトニンの分泌を促し、穏やかに過ごしましょう。映画を観たり、本を読んだり、秋の味覚を楽しむなど、こころにも栄養補給をしてあげるといいですね。
続いては、秋のお勧め食材です。
秋に気になるのが、乾燥です。体内外の潤いが必要なこの時期には、肺を潤し養う食材がお勧めです。
《肺を潤し養う食材》
やまいも、はちみつ、たまご、豆腐、豆乳、ゆば、ぎんなん、くるみ、松の実、ゆり根、白きくらげ、大根、ねぎ、柿、なし、りんご、ぶどう など。(白い食材が多いですね。)
そのほか、この時期旬の栗は消化機能を高め、生命エネルギーの大元の腎を補い、筋力の強化、血の巡りをよくする働きがあるので、お勧めです。
椎茸などのきのこ類も、気を補い、肺と胃を元気にする。夏の疲れを取る働きがあります。
サバなどの青魚は、気を補い、体力が弱っている人によいです。
今回は、秋の過ごし方とおすすめ食材を簡単にお伝えしました。
毎日のお食事のメニューを決める時などに、参考にしてみて下さい。
でもまずは、頭で考えず、何が食べたいか、ご自身のからだに聞いてみてくださいね。^_^
by mekealoha195
| 2020-09-18 08:47
| 薬膳
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